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更年期の悩みに効果的な漢方はこれ!

更年期の冷えやのぼせにとどまらず女性の体に訪れる様々な悩みの改善に大きな効果を発揮しとても心強い味方となる漢方薬。しかし、未だに漢方薬に対しては「神秘的」「スピリチュアル」「胡散臭い」などのイメージを持っている方も多くいるようです。ここでは、誤解されがちな更年期対策に効果的な漢方について見ていきましょう。

 

漢方薬とは長い歴史を積み上げた知識と経験の体系

漢方の歴史を遡ると中国にまで遡っていきますし、漢方薬につけられている名称も漢字の羅列に見えることから中国の医学という認識を持つ方が多くいます。ですが、5世紀頃に中国より伝わった医学は室町時代以降は日本の気候や風土、日本人の体質や生活習慣をベースに独自に発展してきた「日本人のための医学」と言えます。

 

漢方薬を処方してもらう際に医師によって、個人個人の「体質のものさし」である「気・血・水」 を目安にしますがこの考え方も日本独自の考え方です。

 

中国時代から脈々と続く生薬や病気に関する膨大な知識に日本人としての特徴や経験を加え進化・発展を遂げてきた漢方は西洋医学の評価法においても高い有効性が認められるようになってきています。1つの症状に対しピンポイントに強い作用を働きかける西洋医学では更年期障害の幅の広い原因をカバーしきれないこともあります。そのようなときに1錠に複数の有効成分を詰め合わせ多様な症状を幅広くカバーすることのできることが漢方医学の大きな強みです。

更年期の症状に効く漢方薬はこれ!

漢方的な視点では更年期の症状は、「気・血・水」のうちの気や血の異常から起きることであらわれる不定愁訴だと考えられています。 めまいや不眠症は血の不足である「血虚」、頭痛は血液の滞りである「?血(おけつ)」、そして典型的な更年期症状であるホットフラッシュは気の異常である「気逆」として扱わます。

 

さらに漢方特有の考え方として、「気・血・水」の概念に加えて患者の体力や体質、体格をあらわす「証」という概念をあわせます。

 

虚 証

中間証

実 証

体力がない・弱々しい 虚証と実証の中間 体力があり、たくましい
華奢 虚証と実証の中間 筋肉質
肌ツヤが悪く・顔色も悪い 虚証と実証の中間 肌ツヤもよく・顔色もよい
か細い声 虚証と実証の中間 大きく太い声
胃腸が弱い 虚証と実証の中間 胃腸が強い
寒がり 虚証と実証の中間 暑がり


上記の「気・血・水」と「証」を組み合わせから適した漢方薬を選んでいくのが漢方の基本的な考え方です。

 

以上を踏まえて更年期障害の対策として多く用いられる漢方薬を見ていきましょう。

 

加味逍遥散(カミショウヨウサン)

・対応する悩み⇒冷え、のぼせ、頭痛、めまい、不安、イライラ、倦怠感
・適したタイプ⇒「虚証」
まさに更年期の悩みに適した非常によく使用される代表的な更年期対策の漢方です。

 

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

・対応する悩み⇒冷え性、貧血、動悸、月経時のむくみなど
・適したタイプ⇒「虚証」
こちらも更年期の対策としてメジャーな漢方です。眠りが浅くすぐに目が覚めてしまう悩みにも効果的です。

 

温清飲(ウンンセイイン)

・対応する悩み⇒のぼせ、ほてり、ホットフラッシュ
・適したタイプ⇒「中間証〜虚証」
典型的な更年期症状のホットフラッシュやのぼせ、ほてりの悩みに適しています。

 

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

・対応する悩み⇒のぼせ、赤ら顔、めまい、冷え、
・適したタイプ⇒「中間証〜実証」
血の巡りのスムーズにし赤ら顔の悩みや発汗や循環器症状にも効果を期待することができます。

 

是非自分の体に適した漢方薬を見つけて辛い更年期の悩みを改善してください。 

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